面倒なこと、人それぞれいろいろありますよね。
子供にとって、勉強、家のお手伝い、そして時として自分がやりたいと思った習い事でさえ面倒と思っちゃう時があります。
大人だって、仕事、家の掃除、社会的に必要な手続き、子供の送り迎え、時としてご飯を作るなど。
世の中面倒なことばかりです。
ではなぜそれら面倒なことをやるのでしょう。
それは、その人のそのことに対する思いなんです。
その事に対して、敷居が高いなーって思うと自然と面倒になります。
その思いは、事実、大変なこともあるし、その事自体大したことないけど、本人が大変だとおもいこんじゃってるって時もあります
いずれにしても、"面倒"と思うのは本人次第なんです。
当番もそう。まず、そこに行くこと、自分の時間を拘束されると考えるだけで"身構え"る。もしかすると時間は取られるけど、やることは大したことないかもしれません。
その大したことないことも、本人の思い次第なんです。
とは言え、その団体に所属している限りその団体のルールというものがあります。そのルールに当番というものがある団体があります。
ルールなので当番は、やらなきゃいけません、回ってきます。
その当番の何が問題かというとその中身なんです。
先に話したように子供のためということが納得できれば、渋々やらなきゃという気持ちになります。しかし"なぜそれ必要なの"と思ったら"不満"を持ってしまいます。"不満"を持ってグラウンドにいると周りはわかります。クレバーな大人はその"不満"をうまく隠しますが。
しかし、なぜ不満なのでしょうか?
それ"必要"なの?という部分、そう思ったら聞いてほしいですね。
それを聞かないままでいるから"不満"は増大します。同調する他の大人探します。見つかったら、愚痴のオンパレード。確かに必要ないと思われることあります。しかし"必要ない"と自分の主観で思う前にやはり、"なぜそれをやる必要があるのか"を聞かなくてもいいけど考えること少しやった方がいいと思います。
しかしそんな当番はおおむね、やってもやらなくてもいいことなんです。
では、必要なことそれは何かというと、例えば、子供が怪我した時。
その時たまたまコーチが見当たらない時は、当番が対応しなければなりません。
その時です!"すぐ対応できる大人"と、"どう対処して良いかわからない大人"がいます。
ここです、"面倒"と思ってしまう瞬間です。
そりゃ嫌ですよね、どう対応して良いかわからないと、まごまごしちゃうの。
そうなると、もう当番は"面倒"となるわけです。
他にもそんなことがグラウンドではたくさんあります。
そうならないために、"べき"が発動されます。
この"べき"を明確化しておくと、何も考えなくても当番はこなせます。これ先に書いた"思考停止"です。
だって"べき"だけやっておけば誰にも文句言われませんからね。
しかし、その"べき"の中に自分が不得意というものがあります。それも"面倒"なのだと思います。
さらに"べき"なんだけど、どのタイミングでどのようにやれば良いか、どう動いて良または自分で判断できない人がいます。
そういう人は何も考えず指示に従うだけ、もしくはマニュアル通りにしか動けない。
そこまで"思考停止"になってしまう大人がいます。
できれば、そこは、"こうすればいいんだ"という気づきや自分なりのやり方を考えて欲しいです。たとえ一回くらい失敗しても、その気づきが人間の学びなんです。
その一回の失敗も許されない雰囲気がどこでもあります。
「得体のしれない、触れてはいけない空気はありました」 byイノッチ
子供に限らず、人間死ぬまでそんなことの繰り返しです。
でもそれを許せない大人がいます。謝りたくない、自分の非を認めず言い訳ばかりする大人。今の時代仕方ないことなのかなー。
客観的に論理的に考えることができる人は、間違ったことを正すのに非常に説得力あります。
平気で自分の非を認めることができます。その"自分の非"なのになんかこの人凄いなって周りから見られます。認められます。
たまにそんなレベルの高い人見かけます。
しかし論理より"感情"が先に出てしまう人はどうでしょう。
なぜ"感情"が先に出てしまうのか、それはその人自体のガードが硬いんです。もしかすると、団体側にも敷居が高い部分があるかもしれません。
その辺をはっきり客観的に考えられると、"当番"なんて大したことないんですけどね。
だって内容は別として、団体に属したら基本的なルールは守りたいですものね。
今は、"多様化"という言葉の元あらゆる人があらゆる主張をしてきます。感情的に。
"多様化"とは、主義主張、その人の感情をなんでも認めるのではなく、その人の立場を尊重することだと思っています。(前に書きましたね)
当番制にはこんな側面がはらんでいるなーって思っています。これが全てではないけど。
では、次でジャガーズではどうなのか、監督から見た状況を話したいと思います
つづく