ちょっと長いですが、こんな文面見かけました
「スポーツに厳しさが必要であることは論をまたない。競技力の向上を目指し、勝利をその手に収めるためには厳しい環境が不可欠である。体力的にも精神的にも、またコツやカンなどの感覚を研ぎ澄ますためにも、しんどく苦しい練習を乗り越えなければならない。快適さを手放し、すすんで困難を乗り越えようとする向上心がなければ選手としては大成しない。
だからといって、むやみやたらに練習量を増やし、精神的に追い込まれる情況でただただ我慢し続ければいいというものでもない。いま取り組んでいる練習がどのスキルの習得を目的としているのか、試合のどの場面を想定しているのかなど、目指すゴールやその意図を理解したうえで努力しなければならない。
この理解をおざなりにしてただ苦しさを乗り越えたところで、本当の意味での上達は見込めない。すなわち取り組む本人には「納得感」が必要である。これがあるからこそ厳しい練習を通じてさまざまなスキルが身に付き、精神的にもたくましくなる。自らのからだがバージョンアップする充実感は、主体的に取り組むなかでしか得られない。これがあるからこそ、厳しさも「楽しむ」ことができる。」
小学生の間はスポーツの"楽しさ"を理解して将来にわたってスポーツをすることは楽しいと思い、将来の余暇の時間にスポーツをして日常のストレスなど発散させる。その他にもスポーツを通じて人と繋がり自分一人じゃないんだ、仲間がいる。
こうした思いがあるから、健康面でも精神面でも健康になるのだと思う。
それが全てとは思わないが、人間が生きていく上で健康的に健全に過ごす手立ての一つだと思う。
ではスポーツは"楽しい"これは、ただ単に面白おかしい、自分が開放させる、という思いだけが"楽しい"でしょうか。
当然低学年、まだそのスポーツを始めたばかりの子には、スポーツは、おもしろおかしい、自分が開放される感をまずは身につけないと、続きません。
余談ですが、よくいます、始めたばかりで周りの子より明らかに動きが悪い、理解してない子がサッカーが楽しめないから辞めたいと。
そうすると親は、ここで辞めたら将来何かやる時すぐ辞める子になっちゃうんじゃないか、だから頑張りなさいと思う。
低学年にとっては、頑張ってまでやりたくないですよね(笑)だって楽しいと思ったからやってるんだもん。
でも"今"楽しくなくても、持って行き方ですぐ楽しくなるんです。その方法はまたいつか
なので楽しくないと思った子には、次楽しいことあることを期待させるような声かけして次くるようにしてほしいです。(そのための声掛け方法はまたいつか)
高学年近くになったら、だいたい3年生くらいから少しずつ面白おかしいだけじゃない、体を動かす楽しさ、できることの喜びを感じることができるようになります。
3年生はその狭間で、今の所、経過より結果と物質的対価に対して喜ぶ子がほとんどです。
経過が楽しいと思い、できることを喜び、自分で自分を満足させることができること、そこに気づいた子が実力をつけて行きます。(うまくなります(笑))
そういう子に対する指導のアプローチも当然変わります。
他の子に比べて少し厳しい言いようになります。でもそういう子は普通に受け流します。
逆に少し厳しいくらいでないと本人の満足感が得られなくなります。
できれば4年生では、そこに気づいてほしいけどなかなかね
5年生で気づいてない子は、はっきり言ってやばいですね。
上記の文面の
「快適さを手放し、すすんで困難を乗り越えようとする向上心がなければ選手としては大成しない。」
この快適さを手放す、進んで困難に立ち向かうこと、親からしたら「そんな大変な思いしてまでやることないんじゃないの」。
こういう親います。特にスポーツ経験のない人、同好会的にスポーツやってきた人、そういう人には理解できないのかもしれません。
さらに、子供の厳しいところ、その場面を切り取ってモヤモヤする。なので"がんばれ"と言えず、不機嫌に。
でも事は、子供の指導、育成、子供の成長にかかる事。これが全てとは言えないけども、子供の成長、将来なんかの時に役に立つ経験を得られる可能性がある事の一つなんです。
その一つを、理念と信念を持ってやってる......
つもり(笑)
将来ジャガーズにいてよかったと言ってもらえるようになったら嬉しいと思います
長々とすいません