努力は才能か

2023年04月08日 22:04

努力する人は、努力する才能があると言うこと聞いたことあります。確かに才能かもしれません。そしたら努力の才能がない人は努力できないのか?、そうでもないですよね。
チームで言えば、サッカーに対する努力はキッズからAチームまでみんな努力してると思います。
人間どんなマインドで努力するのでしょう。
実はこのこと、前のブログでも書いた記憶あります。言ってる内容は同じでも、あれから数年経ってブラッシュアップしたいと思います。
今後の活動に関わることなのでもしチームの人が見ていただいてたら、よく読んでいただくと嬉しいです。

まず「努力」の位置を決めたいと思います。
どう言う時に「努力」するかです。
それはざっくり言うと
「きっかけ」→「努力」→「達成」
大まかに言うとこんな位置関係にあります。
「きっかけ」は、"夢"だったり"目標"だったりもしかすると嫌な言葉ですが"ノルマ"だったり。"夢"は自分発、"目標"は自分発でもありますが、周りから提示されたり、自分では思いもよらないけど、集団の中で話し合って決めたものなど影響は周りにあるけど最後は自分のものにするもの。そして"ノルマ"これは外的要因から強制的に課されたもの。そして「達成」これはわかりやすいですよね。ん?わかりやすいか?。
チームで言えば子供にとっての達成ってなんでしょ。「目標」持って「努力」して「達成」これできたら子供に「よくやったね」になりますよね。で「よくやったね」って言いますよね。当たり前でしょって思った人"あやしい"!ほんと心から言える自信ありますか?
ある例を話しますが、痛いところつかれたと不機嫌にならないでくださいね。
今Bチームではリフティングを少しやってます。正直言って周りのチームより同じ学年で全然できてません。俺は別になんとも思わないけど、指導方法の一つとして回数の「目標」を提示しますよね。例えば100回、いま10回もできてません。でも親から見てすごく努力してようやく100回できるようになっていざ練習へ。
そして見事106回できました。親から見て涙もんですよね。家帰ったら「よくやったね」って言って焼肉連れてってあげようって思うでしょう。当然です。
ほんとにそうするかなー(笑)こうなった中の数人は、やっぱりやめておこうと言う状況がこのあと起こります。
その後にやった子が200回300回やった子が複数いたらどう思いますか?
「よくやったな、でももっとできてる子いるんだからもっと努力しような」
いるでしょう中にはこれ言っちゃう親。
これ言った時点で褒めようが焼肉行こうが台無しです。
だってその子がその日までやった「努力」認めてないんだもん。
こう言うこと続くと「努力」することが無駄と思ってしまうんじゃないかな。低学年のうちはお父さんお母さん大好きだからそう言う努力続けると思います。「努力」と「達成」がセットのうちは。
そのうち「努力」はするけど「達成」に至らなくなる。親は心の中で「あ〜あ」。言っときます!その心の声子供に伝わってますよ!
そうなると「努力」が嫌になる。そうなると「きっかけ」「夢」「目標」を持つことすら諦めてしまう。「やっても無駄」と言うロジックになります。
特に低学年のうちにこれやると、まー「努力」に対して疲れるもの、無駄なものと頭には思いません、心にも思いません、体に染み付きます。もうそうなると、その子を周りの子と同じマインドにするには相当指導者が「努力」がいるようになります。
「諦めない」と言うマインドを植え付けるに低学年のうちに"成功体験"を味合わせなければなりません。それを親が邪魔してる家庭がある。
そう言う家庭ほど「なんでうちの子試合に出られないんですか?」(あなたのせいです)んなこと言えないでしょ。その説明に困るあるチームはベンチの子は全員平等に出すと聞いたことあります。そうすると親は文句言えないでしょ。
これは、俺の認識だと、大人の都合で子供の育成を放棄してると感じます。
うちのチームでは、ことあるごとに「諦めない」を言ってます。相手のゴールライン越えるのわかっても「諦めずに最後まで追う」長いボールでキーパーに明らかにキャッチされるのわかっても「諦めずに最後まで追う」たとえキーパーにぶつかってキーパーチャージになろうとも。こう言うところから「諦めない」癖をつけさせてあげたいんです。
子供がグラウンド動いてて無駄なことは一つもありません。が!勝利至上主義だとグラウンドでは無駄だらけ。その無駄をコーチが大きな声で指摘する。そうすれば試合には勝てるでしょ。でも育成はどこ行ったのでしょう。
この時間は技術、この時間は育成、なんて器用なことはうちのチームではできません。
前のブログでも優先順位書きましたが、そううちのチームは育成が最優先です。なので常に発する言葉には育成を優先させます。たとえ試合に負けても。子供への口唇欲求は、なにも勝たないとできないわけではありません。負けたって充分できます。それが前向き、ポジティブということです。

たとえリフティングが目標に届かなくて"親"が
"恥"をかいたと思っても子供にはその努力褒めてください。たとえ明らかに「努力」してないとしても、そこで口唇欲求満たられれば次「努力」します。それでもやらない、でも常に子供に口唇欲求満たしてあげてください
1年半年後(笑)報われる時が来ます。
それまで「諦めない」でください。
「諦めた」親は「諦める」子にしてしまいます。

ねー不機嫌になったでしょ。プレッシャーかかるでしょ。
ごめんなさい。嫌われてもいいです、怖がられてもいいです。これが子供のためと信じてますので。
「じゃお前はどうなんだよ」
はい
鋭意「努力」中です

って「努力」の定義の話どっか言っちゃった
「努力」の定義について言ってないので次で書きます(笑)

長々とごめんなさい

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