見返り

2025年07月03日 21:21

スポーツ少年団は、ボランティアで運営されているといいます。
営利だと見返りは対価というものがあります。が、ボランティアの見返りはなんでしょう。
自分のやり甲斐?どこでそのやり甲斐を感じますか?
優等生的大人は"子供の笑顔"と答えるでしょう。
本当にすべからくそう言えるでしょうか。
言葉では言っても行動が伴っているでしょうか。

やり甲斐=子供の笑顔なら良いのですが、やり甲斐=結果になってやしないか。
"やり甲斐=子供の笑顔"と"やり甲斐=結果"の狭間で大人は、後悔したり反省したり、悩んだりします。

小学生の子供は特に、指導した分の結果が出るとは限りません。
逆も言えます。たいした指導もしていないのに結果が出ちゃう。そんな時も稀にあります。

そう考えると、自分なりに勉強して、理念と信念を持ってやる。しかし思ったような結果は出ない。思ったように子供はうごかない。
そんなことは常にあることなんです。
でも、強いチームは強いんですよね〜
じゃどうするか。それは、勉強と理念と信念そして"環境"だと思います。
その"環境"づくりによって強くもなり、勝てなくもなると思います。
指導者、親、他の大人、子供までも目が血走って勝ちたい気持ち持って、練習して、日常サッカーを中心とした生活とする環境をつくればそりゃ勝てるわなー。

果たしてそれで良いのか。
まーある程度結果が出て、中学もそこそこのクラブチーム行って、そこそこ活躍するのでいいんじゃないですかね

それでもそこそこなんです(笑)
うまくて、チームが強くて周りから賞賛されるそんなチームがあってもいいと思います。
しかし、そんなことはなくても、子供が明るく、楽しく、周りの大人も明るくなれて、なんとなくその時その時いつも幸せな感じがして、明るく楽しく毎日を過ごすのも良いと思いませんか?
チームの練習は頑張ってる、でもなかなか勝てない。それでも明るく楽しく子供はやっている
ように。

どんなに勉強、理念、信念そしてそれに伴う環境があって、これは強くなる、勝てると思っても大人が考える定説通りに結果はならないもんです、特に子供は。

大人は子供に見返りを求めない方が豊かなんじゃないかなって思います。
確かに、トレセンに選ばれる、最優秀選手に選ばれる、決勝まで進んで優勝できそう、ドキドキワクワクしますよね。
結果はどうあれドキドキワクワクした時点で、それがスポーツをやる意味だと思います。
その先の結果や見返りを求めない方がいいように思います。子供も大人も

とは言え、金かけてますよね、時間かけてますよね、思いもかけてますよね、そりゃ見返り求めるわな
でも大人の成果を求める条件付きの愛情では子供は育たないよなー

とっても大切なこと、ある本で読みました。
自分に言い聞かせます!

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