今日は3年生の試合がありました。3年生は担当コーチがいるので今日は審判に徹しました。
そこで気になったことが。A1の審判をやりました(A1とは、チームベンチがある側の審判です)
チームベンチの前を副審をやるわけですが、そうするとチームの声が全て聞こえます。
その時に俺にはどうにも納得いかない言動が。
子供達に言ってることなのですが、おそらく子供達が自分の納得しないプレーをしているとこう言ったのです。「俺を不機嫌にさせるなよー」(言葉はもしかしたら違ったかも知れませんがそんなふうに受け取れる言動がありました、)
うーん、そこのチームの子供達はコーチの機嫌を取るためにプレーしてるんだなって思いました。これって、保護者的にどう感じるんだろ。
よく何も言わないなー、きっと指導者様様なんでしょうね。
でも確かに強いです。個人個人のプレーもしっかりしていて。
まだルールすら知らない部分があるうちのチームにとって歯が立つわけもなく。
それでも一点取りました。それはすごいと思います。
私はうちのチームを見て安心しました。なぜかというと3年生の段階でそんだけ強いチームがあるんです。ジャガーズの子達も、すぐではないけども、これからそのチームのようなプレーができるようになる日が来ると。
本日はたくさんの保護者の皆さんが応援に来ていただきました。
たくさん点を取られて、システマチックなプレーをしている相手を見て、もどかしいやら、情けないやら、そんなふうに思った人がいたら是非覚えておいてください。
子供達は、勝ち負けの前にボールを追う、子供達がなりたい目標を夢中で頑張っている。
子供たちは、楽しいから夢中になるのです。
そのことに水を刺すような大人にはなりたくありません。
子供達は、自分の楽しい、自分のやったプレーを納得できる、試合に勝つために、夢中でボールを追う。それだけじゃダメな大人がいること悲しく思います。
良いプレー、試合に勝つ、そして大人が納得する、褒める、時には次のことを考えて、さらにむずかしいことを要求する。
そのチームの子供達にとってその要求されたことをクリアすることで、試合に勝って大人に認められて、まず安心、勝ったことを大人が喜んで、初めて実感が湧く。ようやく、承認欲求が満たされる。その後に楽しいが来るのです。
大人のために"やらされてる"チームにどうしても見えてしまいます。
子供たちが自分が楽しむために"夢中"でやってほしいです。その夢中に水を刺したくありません。
まだ3年生、これからが伸び代です。これからが本当のサッカーの楽しさを身につける時です。
より高くジャンプするために、今はしゃがんでいるのですよ。
これを我慢できない大人がいること目の当たりしました。
これから3年生が学ぶこと、それは、しゃがんでる今、より高くジャンプしたいと思わせる指導をいや違う、「より高くジャンプしたいと思うことを導いてあげる」これが3年生の当面の課題です。
大人の皆さん、私も含めて、導いてあげましょう、後ろから押すのではなく、まえから引っ張るのでもなく、一緒に伴走できる大人、そんな大人が一人一人の子供の周りに何人いるかで、その子の将来の価値観が決まります。
"今"賞賛されるより、将来、価値観を持った時、その価値観を賞賛してあげましょうよ。
まーそこまで待てないですよね、"今"子供が思い通りに動いて、思い通りの結果を求める大人がなんと多いことか。
今日の試合でそんな感想を持ちました。