育成

2025年05月13日 05:35

先日6年生大会に行ってきました。
その日は審判の割り当てがあり私は4審に入りました。試合は後半の途中まで一進一退。
両チームベンチの指導者ともシュートのたびに興奮状態。

そんな時、シュートがゴールのバー上部に当たって、ゴール内のゴールライン上へバウンドしました。
それを守備側がなんとかクリア。その時、攻め側のベンチの指導者は、「はいってる!入ってる!」。そこで私はすかさず副審をみる。副審はゴールラインをキープしていたので、入ってないんだなっておもいました。主審もノーゴール。
よくある風景ですよね。
ベンチで、その瞬間「入ってる!」って叫ぶのは、仕方ないとおもいます。その瞬間は。
それを規制したら、何にも言えなくなりますよね。

しかし、そのチームに不信感を持ったのは、試合後です。
試合は、そのシュートを打ったチームが勝ったのですが、引き上げるときのそのチームの指導者の言動に疑問を持っちゃいました。

試合が終わってひきあげるとき、そのチームの指導者が子供達に向かって、「あのシュート入ってたよなー」。こんな会話を子供に向かって話していました。

これってどういうことでしょうか。きっとあのシュートを打った子は、悔しい思いをしたのでしょう。しかし、4審の私が見たのは、副審が、ゴールラインをキープした状態でそのシュートを見てました。そして主審とアイコンタクトして、ノーゴールと判断したんです。
なのにこの言動。

私から見てこれはどういうことかというと、子供に迎合してるようにしか見えませんでした。
子供に迎合して、育成などできるでしょうか。
気持ちを理解してあげることと、迎合は違います。
しかも、試合前のマッチミーティングで、「審判のジャッチには従う」ことを両チームで確認しているはずです。

気持ちを理解してあげるなら、あれがゴールしなかった理由を正確に話してあげて、子供に納得させることではないでしょうか。
私が見た副審と主審の判断を説明したら、もしかすると「審判てすごいんだなー、みんなが見てないところを見て正確に判断するなんてすごいなー」って審判に興味を持つかもしれません。
また、そのシュートが悔しかったら、次ゴールに入れられるように練習するかもしれません。

子供に迎合したこと言って、子供は、前向きに次行けるでしょうか。
子供に"言い訳"を許すことになりやしないか。

サッカーの指導に定評があって尊敬しているチームだったのに非常に残念におもいました

どんなに強いチームでも相手は子供です。サッカーを通して、子供の育成をする。これはどのチームもやってることです。

この一つをとって全てとは言いませんが、育成できているのか、少し疑問におもいました。

で!うちのチームはというと。
その後の試合で負けてしまいました。
ただし、この試合で子供達の素晴らしい面が見ることができました。他の人が当たり前に思ってることでも、ウチのチームの子はしっかりできていました。
なぜ、素晴らしいかというと、その当たり前をやることは、とてつもなく難しいのです
それは、次で

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