情報の扱い方最後

2024年06月15日 06:24

情報の処理力と編集力について、短文でありますが前回話しました。
これは、もっと深いものであんな稚拙な文章では伝わらないと思います。

まー俺の思いを徒然に載せてるだけなので、納得、賛同してもらおうとか、誰かに読んでもらおうとかはあまり考えてません(少し考えてますエヘ(笑))

以下、例えとして繋がってはいないかもしれませんが、強引に繋げます(笑)

情報をここでは、練習で学んだこととします。
以前載せましたが、守破離の守です
柔らかく言えば、基礎です。
概ね基礎は、どのチームの伝えかたは違えど根本は同じです。
サイドキック、正確なキックのためには蹴れたほうがいいですよね。
インステップキック、この基本をマスターするといろんな蹴りかたに応用できますよね。
あとは、トラップ、基本中の基本であるサッカーでの走りかた(陸上との違いは以前載せました)
ヘディング、ドリブルあとは〜まーそんな感じ
これらを使ってに選手は移動しながら、ボールを移動させて相手のゴールまで運ぶ。または、相手から防ぐ。

相手のゴールまで運ぶ。これが目的です。

この練習で身についた基礎を情報とします。
この情報を、試合中、処理してるチームと編集してるチームがあります。

高学年の練習は、これらの情報を組み立ててゴールに運ぶ練習になります。
このゴールまで運ぶ練習の中の一つに"鳥籠"があります。
この鳥籠は、相手に取られないようにパスをする。
相手の動きをみて空いてる味方にパス。
相手の動きをみて、裏をとってパス。
パスが通ると気持ち良いのですが、相手の裏を取るともっと気持ちいい。
でも、ここでの目標は、相手に取られないためには、どうやって周りを見て、どう言う判断で通るパスをするか。
さらに先を見越して、パスが通ったとき相手がどんな動きをしてどんなところにスペースがあくか。諸々、そこでの気づきを試合に活かして、ゴールまでボールを運ぶ。
も一回言います
ゴールまでボールを運ぶ(最後は、ゴールに入るならめちゃくちゃ強く蹴っ飛ばしていいんです)のが目的です。

試合で良く見た光景を二つ

一つ目は、攻め側がペナルティエリアのライン近辺でボールをもっている。少しミドルの距離かもしれませんが、明らかにゴールが空いている。それなのに、シュートを選択せず味方にパス。確かに相手のディフェンスの人数は多めでそのパスで、ディフェンスを崩すことにはなります。
しかしディフェンスを崩しても、そのパスの時間を使って体制が整う。GKもバランスの良い位置に移動。そこで時間がかかりシュートに至らず、もしくはゴールキック、もしくはコーナーキック。
どうせそうなるならあのときシュート打ったほうが得点の確率が高いような気がします。

もう一つ、同じようなシチュエーションでボール持ってる選手がペナルティエリアの中に。
ふと周りを見ると攻め側がペナルティエリアの中2人、ディフェンス側4人か5人。
攻め側の他の選手はペナルティエリアのライン近辺で見てる?待ってる?

こんな風景、一回であればたまたまと思うのですが、いろんな試合を見てるとそんな光景を見る機会が幾度かあります。

両方ともディフェンスが多くてそれを崩すためにパスを使うのは正しいと思います。
しかし、ディフェンスを崩す、あの状況でのパスはそれしかないですよね。
私はこう思います。
二つ目のシチュエーション、ペナルティエリアの中にボール持って入ったら貪欲にゴールに放り込む、ボール持ってない選手も一緒に。まさにラグビーのように。
そしてクレーのグラウンドで言うならば、攻め側の選手がなだれこんで、砂煙で誰が入れたかわからないけどゴールが決まる。
そんなプレイが小学生のうちは沢山あってもいいんじゃないかと思います。そんなこと、これから先あまり起こることないですよね。小学生のうちなんです、そんな経験ができるのは。同じように小学生のうちだけなんです。そんな貪欲に、必死に、なりふり構わずゴールを目指す意識を身につけられるのは。

鳥籠での正解を試合での正解にしてるようでならない。これ情報の処理力

大切なのは、学んだことを駆使してコートには選手しかいません。その選手の思いやアイデアそしてその子なりのそしてそのメンバーたちのクリエイティブなプレイで得点をとる。結果で言えば得点シーンを演出する。これが情報の編集力と考えてます。
Jリーグのようなプレイは小学生のうちは、さほど必要ないのかと思います。

決まった型、効率の良い試合展開もいいとは思います。勝てますので。本来の目的のためのクリエイティブなプレイ、思いを持たせてピッチにたたせてあげたいと常に思ってます。

まーこんなこと言ってるから、うちのチームは弱いのですが💦近道はしません

こんな思いでやってます。

なってもらいたい子供達の将来像は描いていますが、現実、将来子供達がどうなるかなんてのは、わかりません。今現在は、小学生として、小学生らしい、少し大人びた子供達を"選手"にすべくやっています


 

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