リフティング

2024年02月08日 20:54

リフティングで回数を競わせるのは、日本くらいだそうです。
リフティングの回数を指示したり競わせるのは、日本ならでは。なぜか、それは評価しやすいからです。
日本人は特に評価したがるし、評価されたがる。人と比べて人を上回って安心する。
それはなぜか、このブログ読んでる人ならわかると思いますので書きません。
今回はリフティングにフォーカスします。
リフティングの練習に懐疑的な(表現違うかもしれませんが)人の意見。「止まってリフティング、試合でそんな場面がない」「トリッキーなリフティングやってサーカスにでも行くの?」そんなことを言われてるそうです。
試合のための練習ならまさにそうです。
私がリフティングを練習に取り入れてる理由は、試合を目指してるわけではありません。ボールを足で扱う非日常をいかに、日常に近づけるか。なかなかできない子もいます。そういう子は、リフティングの評価は低くなりがちです。もしかしたらやる気もなくなるかもしれません。ただし、全員がその場もしくは短期でできるようになることはかなり難しいと思います。そういう子は別のところでサッカーに繋げる評価してあげるんです。目の前のリフティングができないと本人はもとより親が気にします。子供の全てのことで親が満足することは不可能です。そこのところ受け入れられる家庭の子が伸びるんです。
日本は評価を気にする。それがいけないみたいなことが国際的に言われる時があるのですが、仕方ないじゃない。それが日本の文化なんだから。世界的に見ても自己肯定感が欧米より低いという統計が出ています。その欧米のサッカーを基準にしたら、その文化的背景から、欧米人より評価を気にします。そして、その評価を利用すると指導はしやすかったりします。あくまで指導者目線で、それが子供の育成にプラスかどうかは別問題です。
でも、物事深く考えていない指導者は、楽に子供達に"言うこと聞かせられる""親も納得する"ならそれ選択しちゃいますよね。

リフティングから話がそれましたが、私は、試合のためにリフティングの練習やってるわけではないんです。
リフティングの目的は、できることで"評価されて"高揚感を得る、そこでその高揚感がやる気、モチベーションなんです。そんな子少数かもしれません。でもそんな子になる可能性のあるのだったら行います。そこで高揚感得られない子は、また別の練習、声掛けで高揚感を得られるようにしたいと考えを持ってます。

リフティングは、「試合に...   サーカスやるの?」などは一般的意見としていいと思います。良くないと思うのは、そんなリフティングは意味ないみたいなことを巷で聞いて、背景と目的を深掘りすることなく、全ての理解者の如く、「試合に...      サーカスやるの?」言い放つ輩がよ〜くいます。
はいはいって感じで、浅いなーって思います。
一般論と現実をごっちゃにして、全ての理解者の如くのたまう。反論する気も、目的も背景をも説明する気も失せる。

子供に、サッカーをやる意欲を持たせるために日々、練習、声の掛け方を考えています。
小学生低学年には。これからです4年生になるあたりの子には、また違った目的を持ってアプローチしようと思ってます。「試合にいかに活かせる練習をするか、日本人のマインド(文化)に沿ってやろうと考えてます。無理に日本人のマインド、文化を変えようと思いません。もしその指導の結果、日本人にとって社会の生きづらい文化が少しでも解消できたら嬉しいです。

ちなみに、リフティングがたくさんできる🟰試合に出るってことはありませんから!

リフティングについて、こんな文面がありました。

https://www.sakaiku.jp/series/ikegami_column/2020/014764.html?_gl=1*16nbrsb*_ga*XzJCajZqdFE1YTVvdnJqX2FWRHB6U2t0dHloM2U5Qk41UXdNbi1uWks3XzJ2ZE50TS1jLUgzalhkdThEY2RzVQ..*_ga_2JPQZ1DLM7*MTcwNzM5MjY1My4yLjAuMTcwNzM5MjY1NC4wLjAuMA..#

あくまで一般論ですからね。
これを読んで、ジャガーズのやり方に疑問を持つ方は、ぜひ!言ってください。議論しましょう。そして、子供たちがより良くなるための方策を一緒に考えましょう!

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