想像力

2024年01月16日 05:44

最近、私も含めて、想像力が少し足りないと思うことがある。ニュースを見ても、巷を見ても。
想像力の先で行動する、それがその人の個性でなかろうか。

そして想像力を発揮する場面がずれているんじゃないかと思う。
例えば自分にとって辛いことも、その先にあるものを想像したら、その辛いことをやるか、やらないか判断できるはず。
その場の辛さだけ切り取ったら、絶対やりたくないですよ、辛いんだもの。
逆に楽になることもそう。その先にあるものを想像したら、楽かもしれないけどやっちゃいけないなと思いますよね。薬物なんかわかりやすい例。
ゲームもそうかも。ゲームが悪いわけではなく、やり過ぎ、生活に支障が出るくらいやる、今!やらなければいけないことがあるのに、ゲームを続ける。そんなことしたら、負の借金が貯まり、いよいよ持って返せなくなる。

想像力の欠如は、人の生き方を左右する重要なアイテムの一つ。

チームで言えば、低学年はそんな想像力を働かす必要はありません。今が大切なんです。
なぜならば、近い将来必要となる想像力のための経験を積む時だからです。
3歳を超えて、その想像力を育む経験が多い子供は、勉強ができる、人柄が良い、身体を思うように動かすことができる、想像力をうまく使えばそうなります。
ただし、固執した、世間の狭い経験しかしてない子の想像力は、非常に乏しくなります。
欲求のための想像力を働かせてしまうんです。
そうならないために、親やその他数々の愛情があり、生活習慣があり、その家庭の美味しい、楽しい、美しいあり、その子にとって悲しい、腹が立つ、いろんな感情があるんです。

チームでも、3年生、4年生あたりから、想像力の経験と共に、想像力を発揮する必要が出てきます。

3年生4年生あたりの想像力は、もろチームで教わったこと、家庭生活、学校で培われたものが表面に出ます。
それからは、それをブラッシュアップ(更新)しながら、学びと成果を出していくんです。
成果ばかり気にしてると、想像力が止まってしまいます。謙虚に学びもできる子が将来周りから認められるんです。
よく大人になっても「ガキじゃないんだから」と言われない子にするために、そして今回の震災にあわれた方達に対する想像力を発揮できるような子になるように微力ながら子供たちに対峙しないといけないなーと思う今日この頃

難しい話でした💦

記事一覧を見る